
障害年金受給への道しるべ
仕組みの理解から申請のコツまで、やさしく解説します
病気やケガで、これまで通りに働けなくなってしまったとき。 ご自身やご家族の生活を支える、大きな柱となるのが「障害年金」です。
しかし、いざ申請しようと思っても、こんな不安が頭をよぎりませんか?
「働きながらでも、本当にもらえるの?」
「うつ病やがんでも対象になる?」
「手続きが複雑そうで、何から始めればいいかわからない…」
体調が優れない中で、難しい制度を理解するのは本当に大変なことです。そのため、本来もらえるはずの年金を諦めてしまっている方が少なくありません。
このコーナーでは、数多くの申請をサポートしてきた社会保険労務士が、あなたの「分からない」を一つずつ解消していきます。
申請の前に立ちはだかる「3つの壁」の乗り越え方や、審査をスムーズに進めるための「医師への相談のコツ」など、申請前にこれだけは知っておいてほしい重要ポイントを、全8回にわたり丁寧にお話しします。
なぜ、正しい知識が必要なの?
残念ながら障害年金は、「書類の書き方ひとつ」「医師への伝え方ひとつ」で、結果が大きく変わってしまうのが現実です。
・ 受給できるはずだったのに「不支給」になってしまった
・ もっと高い等級(金額)に該当するはずだった
これらは、決して珍しい話ではありません。
・ 「初診日の証明ができず、入り口で諦めてしまった」
・ 「日常生活でどれだけ困っているか、診断書に反映されていなかった」
・ 「通知が届いたけれど、そこからどう挽回すればいいかわからない」
こうした事態を防ぎ、あなたが本来受け取るべき権利をしっかりと守るために。 ぜひこの解説シリーズを、転ばぬ先の杖としてお役立てください。
【障害年金解説シリーズ】記事一覧
あなたの状況に合わせて、気になるところからチェックしてみてください。
【基礎編】まずは制度を知ろう
基本を知ることで、漠然とした不安が解消されます。
● 【第1回】
障害年金とは?
「働いていても受給できる」って本当?
仕組みと金額を社労士が徹底解説
「障害年金って、全く働いていない人しか貰えないのでは?」という誤解を解消。
「働きながら受給」するための条件や、気になる年金額の仕組みを分かりやすく解説します。
● 【第3回】
うつ病・がん・透析も対象?
意外と知られていない障害年金の「対象疾患」完全リスト
うつ病・がん・人工透析・心疾患・糖尿病など…。
「えっ、この病気も対象なの?」と驚かれることが多い対象疾患を網羅しました。
● 【第5回】
障害年金の「1級・2級・3級」は何が違う?
判定基準と「日常生活能力」の秘密を公開
等級はどうやって決まるの?
その判定基準となる「日常生活能力」の評価ポイントを公開。
「一人暮らしができるか」「労働能力はあるか」などの目安を知りましょう。
【実践編】高いハードルを乗り越える
申請の成功率を高めるための、具体的なテクニックです。
● 【第2回】
障害年金をもらうための「3つの大きな壁」を完全解説!
初診日・納付・認定日とは?
申請の入り口でつまずかないために。
「初診日・保険料納付要件・障害認定日」という、必ずクリアしなければならない3つの基本ルールを完全マスターします。
● 【第4回】
「初診日」のカルテがない!
証明できない時の対処法と復活の裏技を徹底解説
病院が廃院していたり、カルテが廃棄されていたりしても諦めないでください。
証明が難しい場合に使える「プロの知恵」と「代替手段」をお伝えします。
● 【第6回】
審査通過率を上げる!
「最強の診断書」依頼法と「申立書」の書き方テクニック
審査の可否を握るのは医師の診断書です。
あなたの辛さを正しく医師に伝え、実情に即した診断書を書いてもらうための「依頼のコツ」と「病歴・就労状況等申立書」の作成テクニックです。
【完了・対策編】申請後と万が一への備え
提出した後も、慌てずに対処するためのガイドです。
● 【第7回】
書類提出から入金までのロードマップ!
審査期間は?
初回振込はいつ?
書類を出してから、結果が出るまでの期間は?
最初の振込日はいつになる?
気になるスケジュール感をすべて公開します。
● 【第8回・最終回】
不支給通知が届いたらどうする?
審査請求の仕組みと「失敗しない」社労士の選び方
万が一「不支給」となっても、まだ終わりではありません。
審査請求(不服申し立て)の仕組みと、信頼して任せられる専門家の見極め方についてお話しします。
一人で抱え込まず、まずは「知る」ことから
障害年金は、恩恵を受けるものではなく、あなたの自立した生活を支えるための「正当な権利」です。
手続きは確かに複雑ですが、正しい知識と準備があれば、乗り越えることができます。
もし、「自分の場合はどうなんだろう?」「記事を読んでも不安がある」と思われたら、どうぞお気軽に専門家へご相談ください。
この解説シリーズが、あなたの未来を少しでも明るく照らす一助となれば幸いです。
